
みなさま
おつかれさまです!
今日はアクリル板の種類「押出板」と「キャスト板」についてです。
アクリルは主にチップを溶かして成形機から押し出されてベルトコンベアの上に流れ出てくる押出板と
ガラスで作られたケースの中に原料を流し込んで作るキャスト板に分かれます。
じゃあいったい何でこの二つがあるのかですよね
押出板は成形品(実際にはです)なので、押し出す出口の大きさで作れるので、一回で量産が効きコストが安くできます。
一方、キャスト板は一つずつ作るわけですからそれだけコストもかかり、押出板の倍くらいの価格となっています。
じゃあ、全部押出板でいいはずなんですけど、押出板の出口の大きさがいくらでもできるならです。
出口はせいぜい厚み20ミリまで、高さは1350ミリくらいまでなので、
それより分厚いサイズ、高さのものを使用するとなると、どうしても自由度の高いキャスト板になるのです。
また、押出板は透明(クリア)の板に限りこのサイズが可能なのであって
白、黒といったよく使う板でも10ミリまでの厚みしか出来ません。
企画を考える場合、特に注意すべき点ですよね
透明をベースにするか、それも押出板をベースにすればコストは安くつきます。
企画段階でお悩みでしたらいつでもご相談くださいね

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共栄化学ブログ編集部です。
昭和26年に創業した共栄化学工業株式会社では、アクリル樹脂の加工・成形を専門に行っています。
炉曲げ・接着・レーザー加工などを得意とし、少量・短納期のご相談にも柔軟に対応しています。
このブログでは、加工の事例紹介やお客様からよくいただくご質問へのお答え、配信中のYouTube動画の補足などを、できるだけわかりやすくお届けしていきます。
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