
タイトルかっこいいでしょ
今日はうちの会社のやり方を少しだけ紹介しますね
事業やミッション、夢をかなえるうえでいつも気をつけていること
それはゴールからの逆算です。
僕がガンバ時代に2001年ワールドユースがアルゼンチンで開催されました。
2002年は日韓共催のワールドカップの年でしたね
それまでのサッカー戦術はアヤックスの3-4-3という非常に攻撃的かつポゼッションも高いものやアリゴ・サッキのゾーンプレス、ドイツの伝統的な3-5-2やスタンダードな4-4-2(ツートップ)というシステムが主流で
中盤を大事にしていた
ディフェンスからまず中盤に預け、アタッカーにボールを配給するというサッカーだったように覚えています。
ところが、2002年ワールドユースで優勝したアルゼンチンのサッカーはまるで違っていた。
当時のメンバーはサビオラやマキシロドリゲス、自国開催で優勝したんです。
(多分年代あってると思うけど、間違ってたらごめんなさい・・・)
メッシやアグエロという現在のスーパースターのひとつ前の世代
ゴールはゲームを組み立てて行く中で生まれるというそれまでの概念を
ゴールから逆算して最も早くシュートを打つには、
ゴールキーパーから一本のパスでフォワードに供給するというものでした。
それも、それまでのようにゆっくりではなく素早くです。
ゴールキーパーの役割がまったく変わってしまったといっていいほどの衝撃だったと記憶しています。
蹴り方もよりスピーディーなパントキックに変わった。
ゴールキーパーの目線は、それまではせいぜいミッドフィルダーまで
僕も「組み立て、組み立て」とよく言ってましたからね
ゴールキーパーは常に近くて安全なところを探していました。
それが、ゴールキーパーはボールを保持した瞬間、
パス一本でシュートがうてる選手がいるか探すわけです。
まったく違いますよね
僕は今の仕事を初めて、
製造業って何
経営って何
営業って何
というところから始め、相棒の松原とともに毎日悩みました。
サッカーのことはほとんど頭の片隅にもなかったので、忘れていたのですが
松原が「近道せなあかん」
そうです
当時倒産しそうだった会社をたとえ、「宇宙戦艦ヤマトのイスカンダルまであと×××日」ってもじって
言っていたので、ほんとに時間と金がなかった。おまけに人もいてなかった。
3S活動とか経営理念とか先輩がいいということを理解はしていたけど、時間がなかった。
そこでオーバーラップするのが「ゴールからの逆算」です。
いかに近道をして目的を達成するか、毎日積み上げているのでは時間が足らない。
思いついたことをお金をかけずにすぐにやる
巧遅は拙速に如かずです
とにかく、目的は集客
怒られそうやけど、掃除して会社をきれいにしてたってお客さん来ますか?
うちの会社は最寄りの駅から歩くと30分くらいかかり、しかも前の道は一方通行です。
来るわけないでしょ(笑)
目標はどでかい競技場のゴールでなくていいんです。
ミニゲームのゴールでいいから、それくらい近い目標でいいのです。
だからたくさん失敗できる。
たくさんシュートが打てるからたまに得点が入ります。
そもそも成功の確率は低いので下手くそでもどんだけシュートを打てるかにこだわりました。
それがうちのやり方のひとつです。
決して未来のわからない積み上げではなくゴール(目標)をまずイメージし
そこから逆算して行動する。
おのずと失敗もするし、たまに成功もする。
スピードが特に大事!
最近、僕はブログを書きだして「これって積み上げ」やんなと松原に指摘され
特に思うことがあります。
余裕出てきた―!って
やっと積み上げられる、やっと人と関わりあえると思ってうれしいです。
でもこれからもピンチに立ったらまたやるでしょうねー(笑)
「ゴールからの逆算」
稲垣 圭悟
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