共栄化学工業のアクリル加工ブログ

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初心者のためのアクリル加工の基礎知識・・・キズ

 

擦りキズの例

みなさま

おつかれさまです!

よくお問合せいただく中で
「アクリルケースのキズを修正したい!」
「長年つかっていたものですが、きれいになるでしょうか!」

などいただきます。

今回はキズについてなので、キズについてお話しますね

アクリルについたキズは

ズバリ、直りません!(きっぱり)

しかも!しかもですよ!
ほとんどの加工屋さんは、この修正作業をやりたくないんでーす!

表題の写真をご覧ください

これは擦り傷です。

こどもがころんで擦りむいた、擦り傷と思ってください!

これは大丈夫!

擦り傷ですので、すぐ直ります!

バフ磨きをかけたらすぐ取れます。
ただし、バフの粉がつくのでやっとします

擦り傷はバフ磨きで取れますが、バフ粉がついてもやっとします

一応なんとか取れるということで

次!

少しだけ深いキズ

これは無理っす!

転んで少し深い傷みなさんもございませんか

跡が残ってますよね、それと同じです。

これもお写真で

まず少しだけ深いキズが付いた状態の写真

少しだけ深い傷

そして先ほどと同じように、バフ磨きで落とそうとした写真

少しだけ深いキズをバフ磨きしてもキズは残ります

ちょっと光ってますがキズは取れないんです。

ごまかす方法はありますが、相当な時間がかかるので
いっそのこと作り直した方が安いっす!

ということで、今回は「アクリルについたキズ」についてでした!

ご理解いただけましたでしょーか

 

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共栄化学ブログ編集部です。 昭和26年に創業した共栄化学工業株式会社では、アクリル樹脂の加工・成形を専門に行っています。 炉曲げ・接着・レーザー加工などを得意とし、少量・短納期のご相談にも柔軟に対応しています。 このブログでは、加工の事例紹介やお客様からよくいただくご質問へのお答え、配信中のYouTube動画の補足などを、できるだけわかりやすくお届けしていきます。